読みたい!

「宇宙が始まる前には何があったのか?」おもしろそうなタイトルだ。

「無」から「有」が生じるのか?そもそも「無」とは何なのか?「始まり」とは何なのか?そんなことを考えるのは意外と嫌いではない。

「宇宙」はこの地球という極めて具体的なものが存在する場であり、宇宙も地球と同様に極めて具体的なものあるはずだ。ところが、その始まりについて追求していくと、極めて抽象的な話になってしまう。少なくともこの手の理系な話しになるとさっぱりわからない人間にとっては、激しく抽象的だ。おっと、難しい=抽象的か?

ともかく、読んでみたいが、恐らく難しいんだろうなあ。

転勤とその後

4月から新しい職場に異動になりました。金剛葛城山系見ながらの通勤から、生駒山を遠くに見ながら(本当は見えない?)の通勤に変わりました。また、通勤途中の看板が「落石注意」から「シカ注意」の看板になり、長谷寺東大寺にかわりました。また、帰り道には多くの店があって、いかに誘惑に負けないかが当面の課題です。

残念ながら登山部がなく、写真部の顧問になりました。当初は部員がいなかったのですが、新入生がまとめて5人も入部してくれました。さっそく暗室の掃除を自主的にやったり、学校の写真や友達の写真を撮ったりして、ちょっと想定外の展開になっています。

State of the Union

大統領の一般教書演説を聞いてて思ったのは、ヤジがないこと。民主党はともかく、共和党も、とりあえず静かに聞き拍手する。演説の中身はともかく、これが成熟した議会政治ではないかと思った。日本の議会政治はまだまだ発展途上だ。

インフルエンザと徒然草

 インフルエンザにかかり、体調をもどしてからも数日間は職場に行けなかった。ノートパソコンのAC電源のケーブルを持って変えるのを忘れていたので、ノートパソコン内にあったファイルの続きをしようと思っていたのに、何もできず結局現在のところほぼ何もしていない。 で、何をしていたのかというと、やっぱりTV。かなり見た。つまらない番組もそこそこおもしろい番組も。録画したまま見損ねていた番組も結構見た。
 それと、少々の読書。なかでも読みかけの橋本治の「絵本徒然草」はかなり読んだ。なかでもお気に入りの段は【第二十六段】。

 風も吹きあへずうつろふ人の心の花になれにし月日を思へば、あはれと聞きし言の葉ごとに忘れぬものから、わが世の外になりゆくならひこそ、なき人の別れよりもまさりて、悲しきものなれ。
 されば、白き糸の染まんことを悲しび、路のちまたのわかれんことを嘆く人ありけんかし。堀川院の百首の歌の中に、

  むかし見し妹が垣根は荒れにけり
    茅花まじりの菫のみして
 
さびしきけしき、さること侍りけん。


同感。